手術室看護師は人気ないって本当?理由は給料の安さや医者からの暴言?!

ドラマなどでよく見る手術室看護師(オペナース)に、憧れを持っている人も多いのではないでしょうか?

しかし、実際の医療の現場では、手術室看護師は人気がないという話もよく耳にします。

こちらの記事では

    • 手術室看護師が人気ないのは本当なのか?
    • 手術室看護師が人気ないと言われている理由は?

    についてまとめていきます!

    目次

    手術室看護師が人気ないのは本当なの?

    バリバリの急性期の現場で働くオペナースこと手術室看護師。

    みなさんも、手術室看護師は人気ないと耳にしたことがあるでしょうか?

    手術室看護師の私の経験からすると、人気ないと思います!笑

    実際に、病棟から手術室への異動を拒む看護師が多く、手術室看護師が人手不足となってる病院が多い印象です。

    次の見出しで、手術室看護師が人気ないと言われる理由について見ていきましょう!

    手術室看護師が人気ないと言われる理由は?

    それではなぜ、病棟看護師に比べ、手術室看護師は人気がないのでしょうか?

    人気がない考えられる4つの理由をまとめてみました!

    1. 思っていた看護と違う
    2. 給料が安い(夜勤がない)
    3. 医者から直接的に暴言を吐かれる
    4. 性格の悪い看護師が多い

    それぞれ詳しく見ていきましょう!

    理由①思っていた看護と違う

    ひとつ目の理由として、思っていた看護と違うというのが挙げられます。

    特に新卒から手術室看護師として配属された新人さんは、今まで大学や看護学校で学んできた「看護」とのギャップを強く感じてしまうのではないでしょうか。

    手術室では、患者さんとの関わりがかなり限られてしまいます。

    手術室に入室したかと思いきや、あっという間に麻酔で眠ってしまいます。

    術前訪問や術後訪問を行っている病院ならまだしも、しかも取れる時間も長くてもせいぜい15分程度でしょう。

    人と話すことが好きで、患者さんとの関わりが好きな人にとっては、手術室看護師としての看護は思っていたのと大きく変わってきてしまうのではないでしょうか。

    また、病棟から異動してきた看護師も、よっぽどオペ室で働きたいという強い思いがなければ、なかなか異動してこない現状があるそうです。

    病棟から異動してきたとしても、「思っていた看護と違う」とすぐに病棟に戻ってしまう看護師も多いと聞いたことがあります。

    理由②給料が安い(夜勤がない)

    2つめの理由として、夜勤がないために給料が安いから人気がないというのが挙げられます。

    もちろん、夜勤があれば病棟看護師と給料は変わらないですが、手術室で夜勤がある病院は大きな病院の3次救急だったりします。

    中規模の病院なら、待機態勢が一番多いのではないでしょうか?

    看護師と言えば、夜勤手当で稼いでいるとも言えますから、夜勤がないと、給料はかなり下がってしまいます

    例え、夜勤がある手術室でも、夜間は緊急手術を行うため、新人や、病棟から異動してきた看護師はすぐに夜勤に入れません。

    そのため、自動的に日勤のみの勤務となり、夜勤手当が入らないため、給料が大幅に下がってしまいます。

    病院にもよると思いますが、オペ室経験のある看護師でも少なくとも半年、病棟より異動してきた看護師では1年、新卒は1年~2年は夜勤は入らないのではないでしょうか。

    新卒から手術室に配属となった看護師は、病棟勤務の同期と給料が5万~8万円くらい変わってきてしまうこともあります。

    年収にすると、60万~100万円近く変わることになるので、なんだか悲しい気持ちにもなってしまいますよね、、

    生活がありますから、お給料はとても大事なポイントであります。

    理由③医者から直接的に暴言を吐かれる

    3つ目が、医者から直接的に暴言を吐かれることです。

    手術室看護師は、患者さんが安全に手術を受けられるよう、医者の手術の介助を行います。

    そのため、どうしても医者との距離が近くなり、医者の怒りのポイントも直接受けることになります。

    暴言を吐いたり、舌打ちしたり、怒鳴り散らしたり、モノを投げられたり、、

    もちろん自分に非があることもありますが、結構メンタルに来るんですね。

    器械出し中に泣き出す看護師も実際に見たことがあります。

    もちろん、穏やかで看護師のことも考えてくれる優しい医者も多くいますけどね!(必死)

    患者さんのための手術なので、医者が必死になって我を忘れてしまうのもわからなくもないですが、チームでひとつに団結して手術を終えたいものであります。

    理由④性格の悪い看護師が多い

    最後の理由として、性格の悪い看護師が多いということが挙げられます。

    もちろん、こちらも病院によるとは思いますが、私が新卒で手術室に配属になった病院のオペナースは性格が悪いと院内では有名でした。笑

    病棟配属になった同期の友達から「あの人の態度すごい嫌だった」とか「あの人に聞いても無視された」とか愚痴られたこともたくさんあります。笑

    基本的に、手術室看護師と病棟看護師の接点は術前や術後の申し送りのときになります。

    実際にその手術室で仕事をしていた身としては、残念ながら、たしかに性格の悪い看護師が多かったという印象です、、

    どうしても手術室看護師は狭い手術室の中で働いていますから、性格がきつくなるのもわからなくもないんですよね。

    それに、手術室では先ほどもあげたように、医者からの怒りを直接受けます。

    そのため、メンタルが強くないとやってられない業種でもあるため、自然と性格もきつくなってしまうのかもしれませんね。

    まとめ

    手術室看護師は人気ないのか、また人気ないと言われる理由についてまとめてみました!

    理由がいくつか挙げられましたが、看護のギャップや給料面の理由が大きそうですね。

    もちろん、手術室看護師としての仕事にやりがいや誇りを持って働いている看護師もたくさんいます!

    あくまで人気のないと言われる理由について掘り下げた記事ですので、興味がある方は他の記事も覗いていただけたら嬉しいです!

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