国葬された日本人一覧!歴代総理大臣は?安倍元首相はなぜ国葬に?

2022年7月8日、元総理大臣の安倍晋三さんがお亡くなりになりました。

安倍元首相の追悼のため、2022年9月に国葬を行うことが発表されました。

こちらでは、国葬とは何か、また歴代の国葬された日本人一覧を紹介、そして安倍元首相のが国葬となった理由をわかりやすく紹介していきす!

目次

国葬とは?

国葬とは、国家が喪主となって行う葬儀です。

対象となる人物は国によって異なりますが、基本的に国家に貢献した人になります。

国葬は国が行う儀式の一つとなるので、その費用は国費から賄われます

貢献の度合いが高いと国葬の規模も非常に大きくなり、国によっては国葬当日はすべての公的な業務を休業として喪に服す日と定めることもあります。

実際に9月に予定されている安倍晋三元首相の国葬の日も、休日になる可能性もありますね。

しかし、現代の日本において、国葬に相当する国家規模の葬儀は行われていません。

これは戦後になって国葬に関する法律が廃止されたためです。

元総理大臣の吉田茂さんが例外的に国葬の対象になりました。

近年は、総理大臣経験者の葬儀は、内閣と所属する政党が合同で執り行う「合同葬」が主流となっているようです。

歴代の国葬された日本人一覧!

これまでに国葬の対象となった日本人を一覧で紹介していきます。

これまで日本で国葬が行われたのは、歴代天皇や皇族関係者、軍事関係者など計29人になります。

年月日名前地位・役職
1878年(明治11年)5月17日大久保利通内務卿(事実上の国葬)
1883年(明治16年)7月25日岩倉具視右大臣
1887年(明治20年)12月18日島津久光公爵 左大臣
1891年(明治24年)2月25日三条実美公爵 太政大臣
1895年(明治28年)1月29日熾仁親王陸軍大将 参謀総長
1895年(明治28年)12月18日能久親王陸軍大将 近衛師団長
1896年(明治29年)12月30日毛利元徳公爵 参議 旧山口藩主
1897年(明治30年)2月7日英照皇太后皇太后 大喪儀(事実上の国葬)
1898年(明治31年)1月9日島津忠義公爵 参議 旧鹿児島藩主
1903年(明治36年)2月26日彰仁親王元帥 陸軍大将
1909年(明治42年)11月4日伊藤博文 公爵 内閣総理大臣 元老
1912年(大正元年)9月13日明治天皇天皇 大喪
1913年(大正2年)7月17日威仁親王元帥 海軍大将
1914年(大正3年)5月24日昭憲皇太后皇太后 大喪
1916年(大正5年)12月17日大山巌公爵 元帥 陸軍大将 内大臣
1919年(大正8年)3月3日李熈李太王(元韓国皇帝 高宗)
1922年(大正11年)2月9日山縣有朋公爵 元帥 陸軍大将 内閣総理大臣 元老
1923年(大正12年)2月14日貞愛親王元帥 陸軍大将 内大臣
1924年(大正13年)7月12日松方正義公爵 内閣総理大臣 元老
1926年(大正15年)6月10日李坧 李王(元韓国皇帝純宗)
1927年(昭和2年)2月7日大正天皇天皇 大喪
1934年(昭和9年)6月5日東郷平八郎侯爵 元帥 海軍大将
1940年(昭和15年)12月5日西園寺公望公爵 内閣総理大臣 元老
1943年(昭和18年)6月5日山本五十六元帥 海軍大将 連合艦隊司令長官
1945年(昭和20年)6月18日載仁親王元帥 陸軍大将 参謀総長
1951年(昭和26年)6月22日貞明皇后皇太后 大喪儀(事実上の国葬)
1967年(昭和42年)10月31日吉田茂内閣総理大臣
1989年(平成元年)2月24日昭和天皇天皇 大喪の礼
2022年9月(令和4年)安倍晋三内閣総理大臣

戦後に国葬が行われたのは、4人になります。

また、上の表からお分かりだと思いますが、中には2人、韓国人の元皇帝もいますね。

韓国ソウルで特旨により国葬が執り行われたそうです。

歴代総理大臣は5人!

日本で国葬された29名のうち、歴代総理大臣は5人います。

伊藤博文

初代内閣総理大臣の伊藤博文は、明治時代に初代・5代・7代・10代の計4回、内閣総理大臣を務めました。

鉄道、電信、郵便、銀行などを作り大日本帝国憲法の草案を作り上げました。

まさしく近代日本を作り上げた明治を代表する政治家です。

残念ながら、暗殺されています。

山縣有朋

第3代・9代の計2回にわたり、内閣総理大臣を務めました。

日本の陸軍の基盤を築いた人物であり、軍事・政治ともに明治・大正の日本に多大な影響を与えた人です。

松方正義

第4代・6代の計2回、内閣総理大臣を務めました。

日本銀行の創立、金本位制度の確立など、財政指導者として功績を残しています

西園寺公望

第12代・14代の計2回、内閣総理大臣を務めました。

辞任後は天皇の側近にあたる元老として、昭和までの非常に長い期間、政治に携わり続けた人物です。

さらに教育方面にも関わりが深く、立命館大学の創設に携わったことでも知られています。

吉田茂

第45代・48~51代の計5回にわたって内閣総理大臣を務めました。

戦後の日本の政治の基礎を作り上げた人物です。

第二次世界大戦後、皇族以外で国葬が執り行われたのは、吉田茂元首相が初めてです。


そして安倍晋三さんが歴代総理大臣で国葬される6人目となります。

なぜ安倍晋三元総理大臣は国葬になったのか?

2022年7月8日、安倍晋三元首相が銃撃によりお亡くなりになりました。

そこで、7月14日、政府より安倍元首相の国葬が決まったことが発表されましたね。

元総理大臣の国葬は戦後、1967年の吉田茂氏以来で、2例目になります

岸田文雄首相は7月14日の記者会見で、安倍元首相の国葬を決めた理由についてこのようにあげました。

  • 安倍氏の首相在任期間が8年8カ月という憲政史上最長となる
  • 東日本大震災からの復興への尽力
  • 日本経済の再生
  • 内政・外交の実績、国際社会からの評価

亡くなる際の経緯や、安倍元首相が行ってきたことを考えると国葬という選択は納得のようにも思いますね。

ただ、国葬は明確な基準はなく、時の政権の裁量に委ねられているのが実情です。

共産党などの一部野党からだけでなく、国民からも国葬という形式に反対する声が上がっています。

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